2016年6月5日日曜日

【大人の社会見学】新潟水俣病裁判傍聴

子ども食堂に出入りしていたら、そこに食料を寄付しているフードバンクという団体に繋がり、そこの代表さんと話をしたら、「阿賀に生きる」という映画の事務局もやっていた方で、更には国政選挙にも出たことがあるという方で、私がニート選挙を撮ったと言ったら、大変気に入られ(笑)色々とやり取りするようになり、「今度水俣病の裁判あるから興味あったらおいでよ」と誘われてしまったので行って来ました。

僕はあまり活動家的な面は無いんですが、新潟にいて議員歴があって誘われちゃったら行くしか無いだろうと。

それで行ったらやはりビッグな事件なのでマスコミが一杯。
私も傍聴券の抽選に参加したのですが残念ながらハズレ。



しかし代表さんから当たった分を頂き傍聴する事に。

(仕組み的には各マスコミ4、5人ぐらいで来てて、全員で抽選券を貰って、1人でも当たればOKという事らしいです。それで当たり過ぎた分は支援者団体に回ってくると。それで私もおこぼれにあずかりました。)


それで判決だったんですが、9人中7人が患者認定される事になったようです。
水俣病の症状があっても、市、県に認定されないと保障されないのですが、認定申請したのにダメだった。その不認定を取り消して認めなさいという内容ですね。

まあしかし、この手の問題は立証が難しいですね。
当時子どもだった方は子どもの頃、汚染された魚を食べていた事を証明なんか出来ないですからね。
後はその地域に住んでいた事や、家族にも発病者が居るかどうか等で認定に至るらしいです。
うーん。難しい。

しかし、50年、60年経っても、こういう争いが続いているというのは言葉がありませんね。
福島原発事故ではどうなんでしょうか?
今後何か症状が出て、それが国、東電のせいだと争ったら何年かかるのか、、、

まー、、、とりあえず今回は色々と勉強になりました。

0 件のコメント: