2015年7月9日木曜日

新潟の避難者交流施設ふりっぷはうす、一般社団法人FLIPの村上岳志さんは本当に大学の先生なの?

前回の投稿
東日本大震災による福島県からの避難者支援体制の研究~新潟県新潟市の場合~不透明な寄付金使途
が少し反響がありまして、もっと本当の事を知りたいという声を頂いているので、知る限りのことは書いていきましょう。

さて今回は、避難者交流施設ふりっぷはうす、福島県自主避難・母子避難新潟市自治連絡協議会、一般社団法人FLIPと様々な団体の代表をしておられる村上岳志さんは大学の先生もやってるって本当なの?という事について調べました。

確かにネットの記事などを見ると「福島大学非常勤講師」の肩書で全国各地を飛び回って会合等に参加しているようであります。中には准教授と書かれているものもあります。本当の所は一体どうなのでしょうか?



早速福島大学に問い合わせてみると
「平成24年に1回、平成25年に1回、単発非常勤講師として授業されました。平成26年以降は担当されていません。」
との事でした。
非常勤講師といいますと、非常勤ではあるけど、週に何コマか担当し、年間契約があるようなイメージですが、村上さんの場合は本当に単発のゲストのような感じですね。普通こういう場合、肩書として「福島大学非常勤講師」は名乗らないと思うのですが、彼の場合、これを巧みに利用してるみたいです。

※講師を行っていない平成26年(2014年)以降も「福島大学非常勤講師」を名乗って活動している例
・復興庁 リンク


・NHK リンク




やり方が前回のブログで指摘した内容とそっくりです。
単発の授業をやっただけなのに、「福島大学非常勤講師」を名乗って活動する。
連絡も協議もしていないのに、「避難者連絡協議会代表」を名乗って活動する。
まー本当に酷いですね。
実物より自分を大きく見せて活動し、既成事実を積み上げていく。
肩書を見せられた方は立派な方なのかな?と錯誤してしまう。
詐欺みたいなやり方です。

さて彼は今度は「広域防災・災害対応支援機構・一般社団法人FLIP」という団体を立ち上げました。
このネーミングもまさに今までのやり方と同じではないでしょうか。
まるで国がやっているかのような大層なネーミングですが、実際の所はどうなのでしょう?

FLIPの活動、内容はまた調査してレポートして行きたいと思います。

◆追記
また新たな資料を発見したので追記です。
村上岳志が福島大学の単発非常勤講師で授業を行ったのは平成24年の11月27日が初めてです。
しかし同年11月15日に新潟市で開催された検討会で「福島大学行政政策学類講師」の肩書で参加しています。
これもかなり肩書詐称の疑いの強い行為だと思いますが如何でしょうか?
http://ccscd.beans-fukushima.or.jp/info/h24niigatashien/


●関連記事【新潟市避難者交流施設「ふりっぷはうす」の詐欺疑惑を追え!シリーズ】
①東日本大震災による福島県からの避難者支援体制の研究~新潟県新潟市の場合~不透明な寄付金使途
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④新潟市の避難者交流所「ふりっぷはうす」に補助金詐欺疑惑!
⑤新潟市避難者交流所「ふりっぷはうす」補助金不正受給疑惑の新聞記事まとめ
⑥東日本大震災から5年。新潟市避難者交流施設「ふりっぷはうす」問題の歴史をまとめました。
⑦郡山市議会で一般質問!伊達市議会に陳情!補助金不正受給疑惑の新潟市避難者交流施設「ふりっぷはうす」一般社団法人FLIP(代表:村上岳志)に追求の声続々!
⑧ついに新潟県が結論!”東日本大震災避難者交流施設「ふりっぷはうす」への補助金について交付決定の一部を取り消して返還を命じます”

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