それで今日行った所なのだが、自社で映画製作も行っているらしく、オーディションに通れば即映画出演となるようだった。(自主制作みたいな感じだが。)
それでポスターを眺めていたら「コンビニ夢物語」という映画のポスターがあり、そこの製作総指揮に「姫井由美子」という名があり驚いた。かつて「ぶってぶって姫」などと週刊誌に面白おかしく書き立てられ評判を落としたあの元参議院議員だ。
それでプロダクションの社長と色々話したのだが、そこにはあまり食いつかず、出演者の中で売れたような役者についてニコニコと話し、「鈴木さんも是非次の正式オーディションを受けて欲しい」などと言われ、事務所を後にした。
そんな訳で、オーディションは後日受けに行くのだが、帰宅後、姫井氏の映画が気になりググると、、、
姫井由美子元参院議員が5000万円大損を語る “コンビニ小説”映画化の失敗
という記事が。
読んでみると
・議員時代に知ったコンビニチェーン店の問題を小説にしたかった。
・出版しようと動いてる内に映画関係者と知り合い「今は小説だけでは売れないから映画とセットにすれば」と勧められ、そうする事に。
・その後、小説はKADOKAWAから4000部発行されたが、ほぼ自費出版で、412万払ってすべて買い取り。書店にはほとんど並ばなかった。
・映画については5000万円必要だと言われ、支持者から集めたり、借金したりして何とか集めたが、完成しても、当初聞いていた全国公開とはならず、一館のみ、客数は僅か800人足らずであった。
・その後はPRに更に金が必要などと言われ信頼が崩れた。
そんな内容であった。
これを読んで色々思った。
映画業界にはこういった製作者が沢山居るのだろう。映画を撮る技術はある。しかし、それで食べていくには「映画を撮り続けなければならない」のだ。それで金づるになりそうな話を探して「映画にできますよ」と話を持ちかけ、金を集めさせて映画を撮る。納品してしまえばどうなろうと関係ない。また次の仕事へ向かうのだろう。そして、出資者(今回の場合は姫井氏)の元には売れない映画(今回はそれと本)だけが残ると。
なるほど。そういう世界か。
しかし、元議員で映画製作って只ならぬ何かを感じたよねw
姫井氏も落選後の身の振り方を考えて、作家、映画製作者、みたいな事も考えてたのかな?
僕もそういう所あるけど。
しかし題材がコンビニ経営ではどうにもならないだろう。
その点、僕の場合は社会問題と選挙を扱った物だから、価値があるはず。
しかしそう思っていても中々評価されないのは何故か、、、
やはり元議員が映画だ何だとやると胡散臭い感じがするのでしょうかね?
まあ、しかし、そんな色眼鏡には負けない真実の価値が僕の映画にはあると信じてますが。
そんな訳で映画「ニート選挙」重ねて応援よろしくお願いします。
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